仙台。世界防災会議始まる

3月14日 河北新報の一面、挽歌の宛先20 祈りと震災

尾形俊郎さんは東松島市で、奥さんと孫を津波で失った。今年の2月末八戸の自宅に、青森のイタコ松田広子さんを呼び、自宅の祭壇前で「口寄せ」を 行ったという。松田さんは震災後100人近くの被災者から口寄せの依頼を受けた。信仰の対象となるのは既存の宗教だけではない。東北の人々の心には、身近 なカミやホトケ、伝統の行事、芸能への信心が今も息づくとある。今日14日から仙台市で、国連防災世界会議が開幕した。