不動産・マンションバブルが来る? 週刊東洋経済

週刊東洋経済 5月23日号

一面表紙に、大きく「不動産バブル・マンションバブルが来る?」

最初に、東京都心再開発バブル!「不動産大手、最後の陣取り合戦」東京オリンピック景気をあてこんで大手町、日本橋、虎の門、澁谷で開発が目白押しである。

いつまで続く「日本買いに沸騰する海外マネー」 外資系法人のビル取得が進んでいる。外資系法人が日本買いを活発化する要因は、日本の不動産の割安感と、勧誘緩和で資金調達環境が恵まれているからである。

次に免税店が出店ラッシュ、狙いは訪日客、変わる銀座!。記事は「銀座には、その時代に最も勢いのある業態がやってくる」とあり、リーマンショック以降は「H&M」「フォーエバー21」といったファストファッションの出店が続いたが、今時勢に乗っているのは訪日中国人をターゲットにした免税店である。

銀座のメインストリート中央通りの賃料は25万から30万強である。日本では高い賃料であるが、パリのシャンゼリゼ通りをはじめ、ニューヨーク、香港など世界の一等地に比べると半額程度と安い。銀座の記事の締めは、観光バスによる渋滞の解消が課題となっている。