19日間で、57階建て完成(小天城)。中国・長沙

ネットのrecord chinaの中に、面白い記事がある。

中国湖南省の都市”長沙”で、57階建ての高さ200mを超す建物がわずか、19日で完成の記事だ。そこでネット「参考消息網」の記事を見ることにした。

レポーター(唐小晴)が”驚くほどの短期で建物を建てているが、安全は大丈夫か”と疑問を投げている。それに対して、遠大科技集団のゼネコンえである遠大河公司は、震度9クラスの地震はもちろんのことテロ攻撃にも強いと言っている。短期工法の実績は、上海万博の時6階建ての建物を1日で建設、同年50メートルのホテル(ホテル名は新方方舟ホテル)、翌2011年には30階建てのホテルを、どちらも15日以内で建てた実績があるとのこと。

以前には3ケ月間で、世界一の高さ838mのビル建設プロジェクトを立ち上げたが、安全性に問題があると断念したこともある。その時のビル名が「天空都市」だった。

工場で部材をつくり、建築現場で一気に積み上げていく建築方式である。この57階の建物は現場で19日だが”事前の準備に随分人数をかけているじゃないか”などとやっかみもある。しかし日本では1フロアに1ケ月かかるなどと言われたりしているのが嘘のようである。

遠大科技集団の張代表は、新しい工法により短期間に建築し、中国の高層都市化、排気ガスなどの環境問題もクリアする画期的なことだと自賛する。

本当に大丈夫かと不安になるが、”比較不可能?”中国パワーに脱帽。

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